9.2. Lesson: 分析を組み合わせる

ベクトル化されたラスタ分析の結果を使用して、適当な地形の上の建物のみを選択することができます。

このレッスンの目標: 適当な小地所を選び出すためにベクトル化された地形の結果を使用します。

9.2.1. moderate Try Yourself

  • 現在の地図を保存します (raster_analysis.qgs)。

  • 以前ベクトル分析をした地図を開きます (:kbd:`analysis.qgs`としてファイル保存したもの)。

  • レイヤリスト でこれらのレイヤを有効にします:

    • hillshade,
    • solution (または buildings_over_100)

  • 前に作業した時から既に地図に読み込まれているはずであるこれらのレイヤに加え、 suitable_terrain.shp データセットも追加します。

  • もしレイヤに見つからないものがある場合は、 exercise_data/residential_development/ から見つけて下さい。

  • 交差 ツール(ベクタ -> 空間演算ツール)を使って suitable_terrain レイヤと交差する建物だけが含まれる new_solution.shp という新しいベクタレイヤを作成します。

あなたは解として特定の建物を示すレイヤを持っているはずです。例えば:

../../../_images/new_solution_example.png

ノート

交差 ツールからどんな結果も得られない場合は各レイヤのCRS設定をチェックして下さい。比較しているレイヤの両方が同じCRSでなければなりません。要求されるCRSを用いて新しいシェープファイルとしてレイヤを保存することによって片方のレイヤを投影変換する必要があるかもしれません。私たちの例では suitable_terrain レイヤは WGS 84 / UTM 34S に投影変換され、 suitable_terrain_34S と名付けられました。

9.2.2. moderate Try Yourself 結果の検査

new_solution レイヤの各建物を見て下さい。 new_solution レイヤのシンボロジをアウトラインだけに変更して、それらを suitable_terrain レイヤと比較して下さい。建物のいくつかを見て何に気づきましたか? それらは suitable_terrain レイヤと交差しているからといってすべて適当ですか? その理由は? どれが不適当だと考えますか?

結果をチェックする

9.2.3. moderate Try Yourself 分析結果の改良

結果に含まれていた建物の中には本当には適していないものがありましたので分析結果を改良しましょう。

私たちの分析では suitable_terrain レイヤの中に完全に収まる建物だけが選ばれるようにしたい。これはどのように達成できるでしょうか? 1つ以上のベクタ解析ツールを使用します。そして私たちの建物の大きさは100平方メートルを超えていることを覚えておいて下さい。

結果をチェックする

9.2.4. In Conclusion

あなたは当初の研究課題に答え、どの地所を開発するべきかに関する推薦の意見を(無理なく、分析に支えられて)提供できます。

9.2.5. What’s Next?

次は2番目の研究課題の一部としてこれらの結果を提示します。