イメージアイテム

イメージを追加するには addImage イメージ追加 アイコンをクリックし, コンポーザキャンバスの上で, マウスの左ボタンを押して四角形にドラッグします. 位置を修正し, 画像 アイテムプロパティ タブで見え方を修正します.

イメージ アイテムプロパティ タブでは以下の機能が提供されています (figure_composer_image_1 参照):

Figure Composer image 1:

../../../../_images/image_mainproperties.png

イメージアイテムプロパティタブ

まず初めに表示したいイメージを選択してください. メインプロパティ エリアの イメージソース の設定にはいくつかの方法があります.

  1. イメージソース の参照ボタン browseButton を使い, コンピュータ内のファイルをファイル選択ダイアログで選びます. 参照はQGISのSVGライブラリから始まります. SVG の他に, .png.jpg などのイメージフォーマットも選択できます.

  2. イメージソース テキストフィールドにソースを直接入力することもできます. また, イメージへのリモートURLアドレスを指定することも可能です.

  3. 検索ディレクトリ 領域で, プレビューのロード中... からイメージを選び, イメージソースを設定することもできます.

  4. データ定義ボタン dataDefined を使えば, レコードや通常の式からイメージソースを設定できます.

リサイズモード オプションではフレームが変更された場合にどのようにイメージが表示されるかを選んだり, イメージアイテムのフレームサイズをオリジナルのイメージサイズに合わせることができます.

次のモードを選べます:

  • ズーム: 元の縦横比を保ったままイメージをフレームに合わせます.

  • 伸ばす: 縦横比を無視してイメージをフレームに合わせます.

  • クリップ: ラスタイメージにのみ使用します. イメージサイズを拡大縮小のない元のイメージサイズとし, フレームでクリッピングして元のイメージの一部のみを表示します.

  • フレームのズームとリサイズ: 縦横比を保ってイメージをフレームに合わせ, その結果イメージに合うようにフレームをリサイズします.

  • フレームをイメージサイズにリサイズする: フレームを拡大縮小のない元のイメージサイズに合うようリサイズします.

選んだリサイズモードによっては ‘配置’ と ‘イメージの傾き’ オプションが無効になります. イメージの傾き は,リサイズモードが ‘ズーム’ と ‘クリップ’ の場合に有効となります.

配置 では, そのフレーム内でのイメージの位置を選べます. 検索ディレクトリ では, SVG形式のイメージがあるディレクトリを図形データベースに追加,削除できます. 選んだディレクトリにある図形がプレビュー表示されますので, 選んでイメージソースに設定できます.

パラメータ化されたSVGを使うのであれば, QGIS から SVG のFill/Outline色とOutline幅を変更することができます. SVGファイルを追加するのであれば, 透明度をサポートするために次のパラメータを追加してください:

  • fill-opacity=”param(fill-opacity)”
  • stroke-opacity=”param(outline-opacity)”

例として ブログ を見ることができます.

イメージの傾き を使ってイメージを回転することができます. checkbox 地図と同期する チェックボックスを有効にするとイメージ (たとえば方位) の回転が選択された地図アイテムの回転と同期されます.

方位記号のディレクトリを選択することも可能です. まず 検索ディレクトリ で方位記号を選び, イメージソース の参照ボタン browseButton を使うと, figure_composer_image_2 で示す一覧から方位記号を選ぶことができます.

ノート

多くの方位には北を表す ‘N’ という文字を含んでいません. これは北に ‘N’ という文字を使わない言語を想定しています. 他の文字を追加してください.

Figure Composer Image 2:

../../../../_images/north_arrows.png

SVGライブラリで提供されている方位記号